CSV Zero について

「現実的で使えるCSVエディタ」を目指して開発されたCSV Zero。 実際の開発現場での課題を解決するツールです。

設計思想

なぜこの設計にしたのか、どんな課題を解決したかったのか。 CSV Zeroの開発背景にある思考プロセスをご紹介します。

1

エクセルで開けないCSVの限界を超える設計

課題

エクセルで開けない大容量CSV・CSV文字化け・動作の重さ・レコード上限

解決策

既存ツールの課題を解決する新しい大容量CSV編集エディタ

設計の背景

Excelは大容量CSVでエクセルで開けない問題やCSV文字化けが頻発し、大きなファイルでは動作が重くなり、100万行程度の上限があります。 既存の専用CSVエディタも一長一短で、現場のニーズを満たすものがありませんでした。 そこで「本当に使える大容量CSV編集エディタ」の開発に着手。CSV文字化け解消、軽快に動作する、大容量ファイルにも対応できるツールを目指しました。

技術的な実装

Excel等の既存ツールの制約を分析し、大容量CSV編集・CSV文字化け解消に最適化されたアーキテクチャを設計

2

CSV SQLクエリ + Rust + Tauriによる高速処理

課題

大容量CSVファイルの処理速度

解決策

内部的にSQLiteで扱うCSV SQLクエリ高速アーキテクチャ

設計の背景

CSVファイルを内部的にSQLiteデータベースとして扱うことで、CSV SQLクエリによる高速な検索・ソート・集計を実現しています。 速度を重視してRust + Tauriを採用し、マルチスレッド処理でCSVをSQLiteに読み込みながら並行してSELECT処理を実行。 この設計により、数百万行の大容量CSV編集でも快適に操作できます。

技術的な実装

Rust言語による高速処理、SQLiteによるインメモリDB活用、マルチスレッド並行処理でストリーミング読み込み

3

CSV文字化け解消対応

課題

CSV文字化けによる作業効率の低下

解決策

混在文字コードにも対応するCSV文字化け解消機能

設計の背景

現場では様々な文字コード(UTF-8、Shift_JIS、EUC-JP等)のCSVファイルが混在しており、CSV文字化けは日常的な問題です。 CSV ZeroはCSV文字化け解消のための文字コード自動判定機能を搭載し、ファイル内で文字コードが混在している場合でもある程度対応できるよう設計。 少しでも現場で困っている人の助けになりたいという思いから実装しました。

技術的な実装

文字コード自動判定ライブラリの活用、部分的文字コード混在への対応のための独自アルゴリズム、エラー耐性を持つ文字列処理

開発ロードマップ

CSV Zeroの継続的な進化をお約束します。 ユーザーのフィードバックを基に、さらに使いやすいツールへと発展させていきます。

基本機能

完了

2025/06/29

Excel風UI、基本的なCSV読み込み・編集機能を実装。文字コード自動判定機能も搭載。

Excel風スプレッドシート表示

基本的な編集機能

文字コード自動判定

CSV形式対応

フィルタと並べ替え機能

SQL実行環境の統合

任意のSQLクエリを実行可能

対応範囲拡張およびバク対応

進行中

2025 Q3

TSV(タブ区切り)形式の対応、Excelファイルの読み込み機能の追加

TSV(タブ区切り)形式の対応

Excelファイルの読み込み機能の追加

各種バグ対応

Python実行機能

予定

2025 Q4

Python実行環境の統合、Pythonスクリプトの実行機能の追加

Python実行環境の統合

Pythonスクリプトの実行機能の追加

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